本條秀慈郎
三味線
“その演奏は深い感動を呼び起こす”と演出家の故蜷川幸雄から絶賛され、近年ニューヨーク・タイムズやBBCラジオにも取り上げられる。本條秀太郎に師事し、本條秀慈郎の名を許される。文化庁文化交流使に任命され、世界各国でリサイタル等展開。2019年ロンドン、ウィグモア・ホールにリサイタル・デビューし、坂本龍一の委嘱新作を発表。また藤倉大《三味線協奏曲》をニューヨーク、リンカーン・センターの音楽祭で世界初演。ソリストとして秋山和慶、井上道義、ヴィンバイイ・カズィボニ、クリストフェル・ヌービンらの指揮のもと、東京シティ・フィル、日本フィル、オーケストラ・アンサンブル金沢、クラスノヤルスク室内管、バルティック・ネオポリス管、クリスチャンサン響などのオーケストラと共演。またノマド、AVANTI! 室内、アンテルコンタンポラン・ソロイスツ、モデルン、ICEといったアンサンブルと共演。
桐朋学園芸術短期大学卒業、在学中杵屋勝芳壽氏に師事。現代邦楽研究所修了。ACC中村錦平フェロー、文化庁芸術祭新人賞受賞。三味線演奏家として初めて東京オペラシティ文化財団“B→C”に出演。出光音楽賞、青山音楽賞青山賞、宇都宮エスペール賞受賞。