エド・デ・ワールト
指揮
現在ニュージーランド交響楽団の音楽監督、アントワープ交響楽団とオランダ放送フィルの名誉指揮者、ミルウォーキー交響楽団の桂冠音楽監督を務めるオランダ人指揮者。
2019-20シーズンは、ベートーヴェンの生誕250年を記念したプログラムをニュージーランド交響楽団とサンディエゴ交響楽団で指揮するほか、世界各地のオーケストラに客演が予定されている。オペラ指揮者としても、バイロイト音楽祭、ロイヤル・オペラ、メトロポリタン・オペラといった世界中の偉大なオペラ・ハウスにおいて、幅広く様々なレパートリーを指揮し、成功を収めている。
ニューヨーク・フィルにおいてレナード・バーンスタインのアシスタントとしてキャリアをスタートし、母国オランダではロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団においてベルナルド・ハイティンクのアシスタントを務めた。1973年にはロッテルダム・フィルの首席指揮者と芸術監督に任命され、その後はサンフランシスコ交響楽団の音楽監督をはじめ、ミネソタ管弦楽団、香港フィル、シドニー交響楽団、ネーデルランド・オペラの音楽監督や首席指揮者といった要職を歴任している。