アントニ・ヴィット

アントニ・ヴィット

指揮

アントニ・ヴィット
Photo: Jaroslaw Deluga-Gora

アントニ・ヴィットは最も偉大なポーランド人指揮者の一人であり、ポーランド音楽の権威として知られている。1971年のカラヤン国際指揮者コンクールで最高位入賞を果たし、ザルツブルク復活祭音楽祭でヘルベルト・フォン・カラヤンのアシスタントを務めた。その後ポーランドの主要オーケストラで要職を歴任し、2001年からは12年間にわたりワルシャワ国立フィルの総監督・芸術監督を務めている。2013-18年にはナバラ交響楽団の音楽監督を務め、現在はクラクフ・フィルの桂冠指揮者。また2015年レジオン・ドヌール勲章を受章している。

ポーランド国外においてもヨーロッパ、アメリカ、アジアで国際的なキャリアを築いており、ベルリン・フィル、クリーヴランド管弦楽団、ブダペスト祝祭管弦楽団、ドレスデン・シュターツカペレ、サンクトペテルブルク・フィルなど世界中のオーケストラに客演している。

これまでに200枚を超えるCDEMI、ソニー、ナクソスからリリースしており、グラミー賞のほか様々な賞を受賞している。

近年はベルリン・フィル、BBC交響楽団、新日本フィル、名古屋フィル、東京都響など、世界中のオーケストラと共演している。

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