メディア掲載情報
2012 年のメディア掲載情報
2012年8月発売・発行・公開の雑誌等メディア掲載情報です。
ぜひご覧ください。
8月18日(土)発売【『音楽の友』9月号】
2013年に聴き逃せない! 指揮者
11年まで名古屋フィルの常任指揮者を務め「現在は同フィルの名誉客演指揮者のポストにあるティエリー・フィッシャーは、6月にフランツ・シュミッ トの「交響曲第4番に取り組む。 13年4月に名古屋フィルの常任指揮者に就任する、イギリス出身のマーティン・ブラビンスは、すでに同フィルと共演を重ねている。13年は2、7、9月 に登場し、ブラームス・ツィクルスとして「交響曲第1、2、3番」、ワーグナー生誕200年を祝してオール・ワーグナー・プログラムを振る。 (山田治生)
Concert Reviews
バックスとウォルトンは音画的な色彩感覚と機能和声感の両方が求められている。そのあり方を追求する指揮者の姿勢が明確だった。前回の定期で気になった木管アンサンブルは今回、控えめの表現に感じられたが、まとまりが増し融け合っていた。 (渡辺康)
News & Information
理事長の神尾隆氏と共に登壇したマーティン・プラビンスはひじょうに明快な口調で抱負を述べた。それは指揮する姿と重なるもので、はっきりと目指す目標をイメージさせるものだった。 名フィル団員の演奏に対するプロフェッショナルな取り組みを高く評価し、統制がとれているが、時としてそれが冷たさにつながるのでそれを改善し、国際的にもさらに高い評価が得られるように強化したいとの希望を述べた。 (渡辺康)
8月11日(土)発売[『音楽現代』9月号]
特集=未来の巨匠指揮者を若手、中堅世代に探す
☆下野竜也 1969年生まれ。少々年齢が上だし、キャリアもあるから同列に語ってはいけないのかも知れないが、つい昨日、僕は下野の指揮を聴いたばかりで、ここに是非にも加えたくなった。聴いたのは名古屋での名フィル定期演奏会。(中略)演奏も四年ぶりの名フィル客演というのに、当初やや散り気味だった響きを棒の力でひとつに集約させ、フィナーレのファンファーレは乾坤一椰、叫びとなってホール全体を揺るがせたのだった。 (保延裕史)
今秋の日本のオーケストラ注目コンサート ピックアップ
師走の定期には広上淳一が登場。「千夜一夜物語」と題して「シェエラザード」やラーションの田園組曲、川本嘉子のソロによるバルトーク/ヴィオラ協奏曲を振る。今年の「第九」は何と新鋭川瀬賢太郎である。期待されよう。 (浅岡弘和)
マーテイン・ブラビンス会見記~名フィルにもっと様々な要素を加えていきたい~
ブラビンス氏は、能弁に自らの音楽的な志向や今後の名フィルとの共同作業の方向性、更にプログラムやソリストなど、かなり細かいところまで踏み込んでのあいさつを行なった。 意欲溢れる言葉を次々と発信するブラビンス氏。この日は午後から公開練習を行なった。名フィルの新しい時代を築く俊英、ブラビンスに大いに期待したい。
Concert Critique
ラフマニノフでは、ホルンをはじめ、特に金管、木管楽器の若手がそれぞれ力量を発揮し、今後、指揮との関係が成熟してくれば、かなりはっきりと「新サウンドの名フィル」が聞けるであろうことを予測させた。 (水野みか子)
8月10日(金)発売[『Band Journal』9月号]
SPACE「航空自衛隊航空中央音楽隊と名古屋フィルハーモニー交響楽団がジョイント
現在は日本特殊陶業童民会館と呼ばれている、名古屋市民会館が開館40周年を迎えるのを記念して、航空自衛隊航空中央音楽隊と名古屋フィルハーモニー交響楽団が、まさにスペシャルなジョイント・コンサートを開催する。このコンサートが実現したのは、航空中央音楽隊ソリストでユーフォニアム奏者の外囿祥一郎氏と、名フィルの元テューバ奏者、亀山吉彦氏が知り合いで、外囿氏から「オーケストラとの共演がしたいなあ」という話が持ちかけられたのがきっかけだという。そこに市民会館の40周年記念が重なり、友人同士の会話がコンサートに発展していった。 プロの2団体が共演するこのコンサート。熱いステージになることは間違いない!
8月発行[『ナゴヤ劇場ジャーナル』No.45]
名フィル次期常任指揮者が会見
古屋フィルハーモニー交響楽団の次期常任指揮者マーティン・プラビンス(英国)の就任会見が名古屋市内で行われた。 プラビンスは「名フィルとは過去2回定期演奏会で共演したが、相性の良さを感じた。任期中(2013年4月から3年間)の名フィルの名声を国際的にも高められるよう、一緒に努力したい」と1時間にわたって熱弁を振るった。 プラビンスは7月6、7日、芸術劇場で第393回定期演奏会のタクトを振った。簡単なあいさつの後、バックスの交響詩「ティンタジェル」、ウォルトン「ヴァイオリン協奏曲」(ソロはコンサートマスター田野倉雅秋)の英国音楽と、ラフマニノフの「交響曲第3番」の珍しい曲を指揮。名フィルから豊かで明快な音楽を引きだした。 (野々山保治)