メディア掲載情報
2024 年のメディア掲載情報
2024年6月発売・発行・公開の雑誌等メディア掲載情報です。
ぜひご覧ください。
2024年6月21日(金) SBC信越放送
「感動をもらいました」指揮者の体験やリクエスト曲をオーケストラの演奏で歌う夢の競演も 名古屋フィルが小学校にやって来た!
長野市の小学校の体育館が一日限りのオーケストラコンサートの会場になりました。
「♪フィガロの結婚」
長野市の加茂(かも)小学校で21日に行われたのは、名古屋フィルハーモニー交響楽団による演奏会。
トップレベルのオーケストラの演奏を子どもたちに体感してもらおうと、文化庁が進める事業の一環で、今年度は加茂小学校の全校児童200人余りが、1時間半にわたってプロが奏でるハーモニーを鑑賞しました。
プログラムでは、児童の代表が指揮者を体験するコーナーも…
「♪ハンガリー舞曲」
更に、子どもたちがリクエストした合唱曲を、オーケストラの演奏で歌う夢の共演も実現しました。
「♪ビリーブ」
小学生:
「感動をもらいました!ありがとうございました」
小学生:
「ユーモアがあって楽しかったです」
音楽を通して、プロと通じ合えた子どもたち。
オーケストラを身近に感じるきっかけとなったようです。
2024年6月20日発売 モーストリー・クラシック(8月号)
公演レビュー 名古屋フィル 第523回定期演奏会
名フィル5月の定期では、1999年生まれの指揮者アンガス・ウェブスターと1998年生まれのヴィオラ奏者パク・ハヤンが登場し、次代を予見させるフレッシュなサウンドに出会えた。新コンサートマスター小川響子も馴染んで好演し、客席からも温かく迎えられた。
まずはイギリスの作曲家ジュディス・ウィアーによる2021年の作品《ニュー・エヴリ・モーニング》で爽やかに始まり、冒頭近く、小川のヴァイオリン独奏の部分でたおやかな響きが広がった。柔らかなハーモニーとアイデアが輝く様々な音風景が紡がれる。(後略)
文:水野みか子◎名古屋音楽大学特任教授(作曲・音楽学)
2024年6月18日発売 音楽の友(7月号)
Concert Reviews(3月25日開催<東京特別公演>)
川瀬賢太郎は神奈川フィル常任時代いちばんの思い出はレスピーギ「ローマ三部作」だと語る。名フィル音楽監督として初の東京公演に勝負曲で臨んだ。まず《ローマの噴水》で名フィルの木管楽器と金管楽器の優秀さを示す。《ローマの松》第2曲〈カタコンバの松〉のグレゴリア聖歌、信徒の呟き、讃歌が一つになる頂点が雄大。第3曲〈ジャニコロの松〉のクラリネットのソロも光る。(後略)(長谷川京介)
Concert Reviews(4月6日開催<第47回名古屋国際音楽祭 オープニング・ガラ・コンサート)
(前略)確かなテクニックを持つ上野のチェロはたっぷりと響くうえにニュアンスが豊か。消えゆく音にも情感が息づく内省の表現から、オーケストラとの愉悦に満ちた対話まで、しなやかな感性でエルガー晩年の傑作を歌い上げた。モーツァルト「ピアノ協奏曲」では小林が登場し、飾りのない素のままのピアノを聴かせてくれた。(後略)(小沢優子)
Concert Reviews(4月20日開催<第522回定期演奏会>)
(前略)小林の円熟のタクトによる熱演の要所では管楽器が際立ち、〈シャールカ〉でのソロ・クラリネットの流麗な調べ、〈ブラニーク〉での木管とホルンの明快なアンサンブルや、横一列に並んだ17人の金管楽器奏者が鳴らす最後の壮麗な響きが精彩を放っていた。(小沢優子)
2024年6月14日発売 音楽現代(7月号)
演奏会評(4月19,20日開催<第522回定期演奏会>)
新シリーズ『喜怒哀楽』の初回は、チェコ人の喜怒哀楽をテーマに小林研一郎によるスメタナ/連作交響詩『わが祖国』。スメタナ200周年記念として、久しぶりの小林の定期の登場は、名フィルの彼のファンを含めて完売の盛況ぶり。1曲め冒頭の2台ハープによる荘厳なメロディでインパクトを与えエネルギーが高まり観客を引き込んでいく。(後略)
(伊藤美由紀)
演奏会評(5月17,18日開催<第523回定期演奏会>)
名フィル定期史上最年少指揮者としてデビューした2年前に続く登場となるアンガス・ウェブスター。今回も自国のイギリス人作曲家の作品を含め、J・ウィアー/ニュー・エヴリ・モーニングの日本初演から始まる。本公演は小川響子のコンサートマスター就任公演でもあり、この作品のソロでは艶のある伸びやかな演奏を披露。(後略)
(伊藤美由紀)