メディア掲載情報
2021 年のメディア掲載情報
2021年4月発売・発行・公開の雑誌等メディア掲載情報です。
ぜひご覧ください。
2021年4月18日発売 音楽の友(5月号)
People 坂田直樹
(前略)この2月には名古屋フィルハーモニー交響楽団のコンポーザー・イン・レジデンスとしての第1作《拍動する流れ-管弦楽のための》が初演された。4管編成で数十種類にも及ぶ打楽器、さらにアルミホイルやビニールまでも動員された意欲作だ。
「名フィル側からマーラーと一緒に演奏するので、大きな編成も可能という提案があり、4管編成で書くことは滅多にないので挑戦することにしました。(中略)《拍動する流れ》ではこういった海や波、潮騒などのイメージが、複数のマラカスの使い分けなどで表現されています。2020年はベートーヴェンのメモリアル・イヤーでしたので、ベートーヴェンのソナタ形式の美学、異なる素材の調和と葛藤といった視点も作品に込めてみました」(後略)
(伊藤制子)
Concert Reviews(3月12,13日開催<第488回定期演奏会>)
(前略)「第1番」ではスケールの大きさとともに情感が豊かになり、第2楽章は木管、ホルン、独奏ヴァイオリンの彩りが深い味わいを醸し出していた。雄大な第4楽章はコーダでエネルギーを高潮させたが、加速してまもなく現れるコラール風の旋律が祈るように荘厳に奏されていたのが忘れがたい。
(小沢優子=音楽学・音楽評論)
News & Information ファンや支援者の想いに応えるかのように名フィルが特別東京公演を実施
指揮者とオーケストラの信頼関係を映し出す構えの大きなパフォーマンスだ。体幹的にも音楽的にもブレることなく、目指すべき高みに向かう指揮者のタクト。そんな実直、骨太な解釈を懸命に具現化するオーケストラ。素晴らしい。好演ゆえの欲はそれなりにあるものの、このコンビ、現時点での最高峰のパフォーマンスだったかもしれない。(後略)
(奥田佳道)
2021年4月15日発売 音楽現代(5月号)
演奏会評(3月14日開催<東京特別公演>)
職人の手仕事の音化を目の当たりにしたブラームスの交響曲のみの公演。第4番から指揮の小泉和裕の視座が俯瞰的であることがうかがえ、一貫した太い音楽が打ち立てられる。その表現には新味も新奇さもないが、それが小泉の真骨頂でもあり、ひいてはブラームスの意図したところでもあるだろう。(後略)(木村貴紀)
2021年4月6日(火) 南信州新聞
飯伊の小中学校で活用を 名フィル 観賞用DVDを寄贈
2021年4月6日(火) 信濃毎日新聞(朝刊)
名フィル DVDを「オケ友」実行委に 演奏会の映像など収録
2021年4月5日(月) 中日新聞(朝刊)
DVDで名フィル演奏を楽しんで 飯田下伊那地域の学校に寄贈
2021年4月2日(金) 中部経済新聞
小泉監督が小品披露 名フィル、7日に開幕公演
名古屋フィルハーモニー交響楽団は7日午後6時45分から、名古屋市中区の日本特殊陶業市民会館フォレストホールで新年度の開幕公演を開催する。2020年度はコロナ禍により活動の休止に追い込まれる時期があり厳しい年度となった。このため、新年度は各…