メディア掲載情報
2025 年のメディア掲載情報
2025年2月発売・発行・公開の雑誌等メディア掲載情報です。
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2025年2月20日(木) 中日新聞(朝刊)
論戦の場に優雅な音色 名古屋市議会本会議場で名フィルが演奏
2025年2月20日(木) 朝日新聞(朝刊)
応募倍率は10倍超 満席の議場に響く名フィルの美しき「カノン」
名古屋市議会本会議場(名古屋市中区)で19日、2月定例会の開会に先立ち、名古屋フィルハーモニー交響楽団が恒例のミニコンサートを開いた。今回で20回目。
音楽監督の川瀬賢太郎氏が指揮をとり、弦楽アンサンブルの団員17人がグリーグの組曲「ホルベアの時代より」や、パッヘルベルの「カノン」など計6曲を披露した。傍聴席は、公募で選ばれた市民330人で満席に。応募が10倍を超える人気ぶりだった。市民らは、ふだん活発な論戦の場となる議場に響き渡る美しい調べにうっとりとしていた。
同議場は、1933(昭和8)年に完成。昭和初期の記念的庁舎建築として高く評価され、国の重要文化財に指定されている。会議が円滑に、丸くおさまるように、と円形に造られたといわれている。
2025年2月19日発売 モーストリー・クラシック(4月号)
特別記事 荒井英治と小川響子 伝説の指揮者や名古屋フィルを語る
荒井英治と小川響子――。名コンサートマスターとして東京フィルをはじめ日本の数々のオーケストラ公演を牽引してきた荒井と、オーケストラや葵トリオでの活動が注目される小川は今、ともに名古屋フィルの合奏をリードする同僚でもある(荒井は首席客演コンサートマスター、小川はコンサートマスター)。指揮者との共演や、オーケストラの過去、現在、未来を語り合ってもらった。
(聞き手 藤盛一朗◎本誌編集)
公演レビュー 1月23日 日本特殊陶業市民会館 R・フォレス・ベセス指揮名古屋フィル 第94回市民会館名曲シリーズ
(前略)当夜の主役は今や絶好調の田所光之マルセル。疾駆するフレーズと矢代の繊細な和声に沿った音色の七変化、そして、第2楽章でC音のシンプルな繰り返しがオーケストラとの掛け合いの中で神秘的な光を帯びていくプロセスは、この若きピアニストの豊かな音楽性を伝える。パリで学んだ矢代による洗練された和欧融合が田所の若い感性によって頗る現代的な世界として感じられた。(後略)
(水野みか子◎名古屋音楽大学特任教授)
2025年2月19日(水) 中部経済新聞
2025年2月18日発売 音楽の友(3月号)
Reviews & Reports Concert Reviews 演奏会批評(12月7日開催〈第529回定期演奏会〉)
テーマは「愛の喜びと哀しみ」。ポーランドの名匠アントニ・ヴィットの指揮により、まずシューマン「序曲《ヘルマンとドロテア》」。ふんわりと香りを漂わせて立ちのぼらせる響きが趣深い。次もシューマンで、「ヴァイオリン協奏曲」。コンサートマスター森岡聡の独奏が高度な技巧をこなしながらもしなやかさを失わず、内面的な音楽を紡ぎ出していく。心に沁み入る調べをチェロと交わす第2楽章の壊れてしまいそうな繊細さや、喜びを身体全体にあふれさせた第3楽章の温かな躍動が作品への深い共感をうかがわせた。(後略)(小沢優子)
別冊付録 コンサート・ガイド&チケット・インフォメーション 観どころ聴きどころ 「ウェイン・マーシャル(指揮)&名古屋フィルハーモニー交響楽団」(3月14,15日開催〈第532回定期演奏会〉)
(前略)ウェイン・マーシャル(指揮、p)は彼ら(ガーシュウィンやバーンスタイン)の曲を即興的かつ理知的感覚でモダン・ファッションにアップデートさせる。いつもと違う名古屋フィルハーモニー交響楽団、体の内部から楽しさが沸き上がる音楽を会場で共有したい。クラシック音楽ファンは、つい最近まで、欧州の音楽を正統、アメリカ発の作品は歴史が浅いなどの理由でそれらの下とみなしていたように思える。その状況をまた一つ書き換える演奏を期待したい。
(戸部亮)
2025年2月14日(金)公開 ぶらあぼ
愛知の4つのプロオーケストラが合同演奏会を初開催 各楽団のシェフが記者会見に出席
愛知4大オーケストラ・フェスティヴァル2025
ブラームス交響曲全曲演奏会
8月31日、愛知県を本拠地とする4つのプロオーケストラ(愛知室内オーケストラ、中部フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団)が、それぞれのシェフとともに一堂に会する演奏会「愛知4大オーケストラ・フェスティヴァル2025」を開催する。
これに先立ち、今月10日、公演会場の愛知県芸術劇場 コンサートホールで記者会見が行われ、タクトをとる4人の指揮者、山下一史(愛知室内オーケストラ音楽監督)、竹本泰蔵(Chubuフィルム・サウンズ・オーケストラ指揮者)、角田鋼亮(セントラル愛知響音楽監督)、川瀬賢太郎(名古屋フィル音楽監督)らが出席した。