メディア掲載情報
2024 年のメディア掲載情報
2024年2月発売・発行・公開の雑誌等メディア掲載情報です。
ぜひご覧ください。
2023年2月28日(水) 中日新聞(夕刊)
評■名フィル公演「北村朋幹の世界」
2024年2月21日(水) 中日新聞(朝刊)
名古屋市議場で4年ぶり名フィル演奏会 傍聴応募は2000人超
2024年2月20日発売 モーストリー・クラシック(4月号)
特別記事 名古屋フィルが東京公演 水野みか子
音楽監督川瀬賢太郎の下、波に乗る名古屋フィル
「ローマ三部作」をまとめて聴く機会は決して多くはない。しかも、このところ現代曲にもレアな演目にも果敢に取り組んでいる名古屋フィルが、地元名古屋のほか、颯爽たる音楽監督川瀬賢太郎とともに東京で特別公演を行う。どれほど炸裂することか!
(後略)
文:水野みか子◎名古屋市立大学教授(作曲・音楽学)
公演レビュー 名古屋フィル第519回定期演奏会
(前略)
まずはピアニスト阪田知樹とともに坂田直樹の新作《水の鏡-ピアノと管弦楽のための》を初演。新作は、協奏曲というより一種の変奏曲のような形をとり、ピアノの音の強弱、長短、厚みなどで音色の陰影をつけていく。管弦楽の各奏者がピアノとの間で密な関係を作り、かつピアノ独奏曲としても成立しそうな、アイデア満載の作品だった。
(後略)
文:水野みか子◎名古屋市立大学教授(作曲・音楽学)
2024年2月18日発行 ぶらあぼ(3月号)
INTERVIEW 川瀬賢太郎(指揮、名古屋フィルハーモニー交響楽団音楽監督)
東京でのお披露目公演はとっておきのプログラムで
取材・文:山崎浩太郎
——2023年4月から音楽監督となられましたが、11年から指揮者、19年から正指揮者と、名古屋フィルとは途切れることなく共演されてきたのですね。
2008年に、定期演奏会の3日間のリハーサルのうちの1日だけを担当したのが最初で、それから本番に呼んでもらうようになったのですが、名古屋フィルは若い指揮者に厳しいと聞いていたので戦々恐々としていました。
それなのに、うちの指揮者になりませんかと言われたので、え、なんで? と正直思いました(笑)。勇気を持ってお引き受けしたのが2011年、僕が25歳ぐらいの、デビューから3年後か4年後の時期です。それからは温かいおつき合いになり、楽員の皆さんのことをよく知るようになると、ただ怖いのではなく、とても愛にあふれている人たちだとわかりました。厳しくも愛を持って、根気強く僕を育ててくれた、音楽的な父母のようなオーケストラです。
(後略)
2024年2月17日発売 音楽の友(3月号)
Concert Reviews(11月17,18日開催<第517回定期演奏会>)
(前略)後半、ステージが暗くなり譜面台の灯りだけになると、ポディウム席に宮田まゆみが登場して細川俊夫の笙独奏曲《光に満ちた息のように》。笙の音色がしんとした空間に溶け込み、染みわたり、やがて天に昇った音がそのまま次のワーグナー「《ローエングリン》第1幕前奏曲」の最初の音につながるというすばらしい流れ(後略)。(小沢優子)
別冊<コンサート・ガイド&チケット・インフォメーション> 「井上道義(指揮)&名古屋フィルハーモニー交響楽団」(3月2日開催<豊田市コンサートホール・シリーズVol.16>)
最近の井上道義(指揮)と名古屋フィルハーモニー交響楽団の公演はいずれもすばらしい。一つは2022年3月のショスタコーヴィチ「交響曲第8番」。もう一つは2023年5月のバルトーク、クセナキス、ラヴェルのプログラム。とくにショスタコーヴィチは戦慄するほどの緊張感が張り詰めた。と、同時にこんなにもショスタコーヴィチは美しい曲を書いたのだと気づかせてくれた。充実の時間を過ごさせてくれた井上と名古屋フィル、このショスタコーヴィチは間違いなく名演と称えられるべき演奏だった。(後略)
(戸部亮)
2023年2月14日(水) 中日新聞(夕刊)
教えてマエストロ!/(9)/「移動時間の過ごし方は?」
早いもので2月ですね。皆さま風邪などひかれていないでしょうか?今年に入ってから能登の震災のこともあり、気持ちが落ち込み気味な川瀬です。
今月のコラムは「移動時間はどうやって過ごしているのか」というご質問をいただいたのでお答えしたいと思います。確かに指揮者はあっちこっちに移動します。昨日は札幌、今日は福岡なんてこともあります。
(後略)