メディア掲載情報

メディア掲載情報

2023 年のメディア掲載情報

2023年2月発売・発行・公開の雑誌等メディア掲載情報です。
ぜひご覧ください。

2023年2月25日(土) 中部経済新聞
名フィル クラシックへの誘い

企画(小出篤)⑤ タイミング重要な プログラムの発表

230225_中部経済新聞

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2023年2月17日発売 音楽の友(3月号)

Concert Reviews(1月20,21日開催<第508回定期演奏会>)

(前略)本條の三味線は鋭敏なオーケストラに引き立てられながら伝統と現代の間を自由に行き来。すぐれた技巧に裏打ちされた華やかさと情念で聴き手の心を捉えた。(中略)ニールセン「交響曲第4番《不滅》」ではベセスが本領を発揮。広々とした奥行きのある音響を構築しながら、強固な意志や情熱、束の間の清涼感、深い絶望、不屈の闘志、超克を悠然と描きだした。(後略)
(小沢優子)

別冊<コンサート・ガイド&チケット・インフォメーション> 「小泉和裕(指揮)&名古屋フィルハーモニー交響楽団」(3月28日開催<第85回市民名曲>,3月29日開催<東京公演>)

(前略)聴き手の満足度の観点から言えば、このプログラムの成功確率は高くない。現関係にひと区切りをつける記念公演に演奏効果の高い大曲ではなく、あえて難しいプログラム、しかも音楽家の永遠の命題ともいえる曲目を取り上げる小泉と名古屋フィルに香車のように一本気な潔さを覚える。

こういった本気で聴き手に勝負をかけるようなプログラムは音楽を愛する人であれば、ぜひ聴かねばならない。聴いて、これまでの小泉と名古屋フィルの共同作業を各自の耳で確認する。これがこの公演に行く価値ともいえる。

(戸部亮)

2023年2月11日(土) 中部経済新聞
名フィル クラシックへの誘い

企画(小出篤)④ ビオラ奏者の確保 苦労した思い出

230211_中部経済新聞

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2023年2月9日(木) 朝日新聞(朝刊)

新音楽監督・川瀬賢太郎氏インタビュー 世界一愛する名フィルと 歴史「継承」

今年4月、名古屋フィルハーモニー交響楽団の第6代音楽監督に指揮者の川瀬賢太郎氏(38)が就任する。記者会見やインタビューで意気込みを聞いた。(小原智恵)

名フィルの定期演奏会デビューは2010年6月。翌年4月から名フィルの指揮者になった。数多くの演奏会で指揮をとり、38歳で音楽監督に就任する。

指揮者人生で、こんなに早く音楽監督に就くとは思ってもいなかった。今の自分の気持ちを言うと怖いことばかり。この年齢では早すぎないかなど、かなり悩んだ。最終的に引き受けると決めたきっかけは、たったひとつ。これまで約11年間、名フィルのみなさんと「家族」として音楽をやってきた。デビュー当時からお世話になり、一番最初にポストを与えてくれ、指揮者としての立ち居振る舞いを教えていただいた。音楽監督になろうと思った理由は、世界で一番このオーケストラを愛しているということだけ。スタッフ、そしてお客さんと力を合わせ、さらに東海地方を盛り上げていきたい。(後略)

2023年2月7日(火) 中日新聞(夕刊)

愛知の4オーケストラ 多彩な新年度のラインアップ

愛知県内の四つのオーケストラが、2023年度に開催する公演のラインアップが出そろった。音楽監督の若返りなど環境が変わる楽団では、演奏面への影響にファンの注目が集まりそうだ。(築山栄太郎)
名古屋フィルハーモニー交響楽団は、音楽監督の小泉和裕(73)の後任に指揮者、正指揮者として通算12年関わってきた川瀬賢太郎が昇格する。38歳で歴代最年少。年間テーマに「継承」を掲げ「名フィルは生まれる前からある。つくりあげてきた先人たちへのリスペクトの気持ちを大事にしたい」と話す。
音楽監督デビューは4月7、8日の第511回定期演奏会。「指揮者を目指すのをあきらめかけていた高校2年の時、演奏を聴いて立ち直った」というマーラーの交響曲第5番と、「オーケストラのレベルアップにつながる」というハイドンの交響曲第86番を取り上げる。
来年2月の第520回は「日本の地方文化の継承」がテーマで、全て日本人作曲家による六作品を披露する。第4代コンポーザー・イン・レジデンスに就任する小出稚子の新作、客演のジャズピアニスト小曽根真作曲のピアノ協奏曲「もがみ」などで、「日本各地の素材や風土を、音楽を通じて届けたい」と川瀬は言う。
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