メディア掲載情報

メディア掲載情報

2023 年のメディア掲載情報

2023年12月発売・発行・公開の雑誌等メディア掲載情報です。
ぜひご覧ください。

2023年12月21日(木) 中日新聞(朝刊)

県議会に4年ぶりの調べ 名フィルメンバー、活動報告で演奏会

「♪ああ 川の流れのように」
 バイオリンなど弦楽四重奏の音色が響くと、思わず口ずさむ人もいた。18日の昼休み、県議会議事堂のロビーでミニコンサートがあり、議員や県幹部、職員ら100人以上が聞き入った。…

2023年12月20日発売 モーストリー・クラシック(2月号)

ベルリン・フィルで研鑽 小川響子 名古屋フィルコンサートマスターに

(前略)

◎《悲愴》にコンマスとして出演

ミュンヘン国際コンクールで優勝した葵トリオの一員として活動する一方、ベルリン・フィルでの体験からオーケストラで弾きたい思いが募っていた。2022年12月に名古屋フィルのチャイコフスキーの交響曲第6番《悲愴》などからなる演奏会にコンマスとして出演。23年2月の音楽監督、川瀬賢太郎指揮演奏会ではマーラーの交響曲第4番などをリードした。「川瀬さんに『すぐにでも来て』と言われました」

(後略)

文:藤盛一朗◎本誌編集

私のお薦めコンサート 水谷彰良/山根悟郎/石合力/清宮美稚子

(前略)

筆者の経験上、今最もチケットの取りにくいアーティストの一人が北村朋幹だ。自身が企画するリサイタル・シリーズReal-timeなどで、高い評価を受けている。その北村が、「指揮&弾き振りデビュー」でピアノ協奏曲2曲を披露する。大きな室内楽としてのコンチェルトに、ピアニストの視点から取り組みたいという。

(後略)

文:清宮美稚子◎本誌編集

2023年12月20日(水) 読売新聞(朝刊)

名フィル定演に親子など招待席 1~3月の6公演

「名(めい)フィル」の愛称で親しまれているプロオーケストラ「名古屋フィルハーモニー交響楽団」が、1~3月の定期演奏会6公演に、小・中学生とその保護者の計36組(72人)を無料招待する。

親子シートのほか、中学生や高校生らを無料で招く「学生招待シート」(168席)も設けた。県吹奏楽連盟を通じて、県内加盟校へ案内している。

担当者は「日頃、演奏会会場に足を運ぶ機会の少ない青少年に、保護者とともに本格的なオーケストラ演奏を楽しんでもらいたい」と呼びかけていた。

(後略)

2023年12月18日発売 音楽の友(1月号)

Concert Reviews(9月8,9日開催<第515回定期演奏会>)

(前略)隙のない緊密な音響、切れのよいリズム、整然とした運びは小泉ならではのものだが、さらには、第1楽章の終わりで鳴りわたる大音量の轟音や、スケルツォの性格を持つ第2楽章の切迫感、第3楽章アダージョの抒情のなかで現れる激烈な崩落、終楽章のコーダの狂喜乱舞の趣などが楽曲に凄みを与える。秩序と破壊が背中合わせになっている刺激的なプロコフィエフだった。(小沢優子)

2023年12月17日(日) 中日新聞(朝刊)

折れたバットを指揮棒に再生 名古屋聾学校生が名フィルに寄贈

名古屋聾(ろう)学校(千種区鹿子殿)の生徒が、プロ野球中日ドラゴンズの選手の折れた木製バットから作った指揮棒を、名古屋フィルハーモニー交響楽団に寄贈した。
作ったのは、高等学部インテリア科に通う1年生7人。折れたバット3本から、使える部分を見定め、かんなを使って計27本の指揮棒を削り出した。
そのうち2本は、楽団指揮者の川瀬賢太郎さん(38)のこだわりを基に、川瀬さん専用モデルとして制作。残りは海外や他県などから楽団を訪れた指揮者らに贈られる予定。
中区金山1の市音楽プラザで14日に贈呈式があり、同校1年中村樹琉さん(15)が専用モデル2本を川瀬さんに手渡した。中村さんは「円柱型に削るのが大…

2023年12月15日発売 音楽現代(1月号)

プレビュー 名古屋フィルハーモニー交響楽団 2024年4月~2025年3月シーズン ラインナップ発表会見レポート

名古屋フィルハーモニー交響楽団理事長の犬塚力、今年4月から第6代音楽監督と、コンポーザー・イン・レジデンスにそれぞれ就任した川瀬賢太郎と小出稚子らにより来シーズンのラインナップ発表会見が行われた。

来季定期演奏会のテーマ「喜怒哀楽」では、心、感情に素直になり、音楽を通じて心を解放できる機会になって欲しいとの思いが込められている。

(中略)

今季はコロナ禍での延期のプログラムも含まれていたが、来季は川瀬のアイデアがいかされた多彩な内容となり、分厚い音、自由さを特徴とし人間臭さがあるオケと川瀬が述べる名フィルの更なる進展に期待したい。

(伊藤美由紀)

2023年12月13日(水) 毎日新聞(朝刊)

クラシック界担う2人 名フィル・川瀬賢太郎さん×セントラル愛知・角田鋼亮さん 今こそ「第九」で愛を伝える /愛知

クラシック界担う2人の若きマエストロ

年末の風物詩「第九」(ベートーベンの交響曲第9番)の響きが戻ってきた2023年。名古屋市に本拠を置く二つのオーケストラの若きマエストロも12月、愛知県芸術劇場コンサートホールで第九を競うように指揮する。名古屋フィルハーモニー交響楽団で今年4月から音楽監督を務める川瀬賢太郎さん(38)と、創立40周年のセントラル愛知交響楽団で24年4月に音楽監督に就く角田鋼亮さん(43)。未来のクラシック音楽界を背負う2人に対談してもらった。【聞き手・山田泰生】

――新型コロナウイルス下で合唱付きの第九は中止が相次ぎ、「音楽は不要不急」とさえ言われた。そもそも、音楽とは何か。

川瀬さん 僕は勉強が嫌いで、音楽には学問として出会う前から幸いにも出会った。音楽とともに生きてきた。生活の一部でもあり、音楽のない生活は考えられない。音楽がある生活はすてきだと考える人もたくさんいる。言葉がないぶん、感情に一番ストレートに届く。来年度の名フィルの定期演奏会のテーマは「喜怒哀楽」に決めたが、我々の感情にダイレクトに入り込んでくれるのが音楽のような気がする。

角田さん 音楽は鏡だと思っている。自分の心の中を映す鏡。同じ音楽でもいつ聴いたか、どういうときに聴いたかによって聞こえ方が異なる。高校生のときにマーラーの「悲劇的」を目覚ましにかけていた。当時はタイトルも知らずにワクワクしながら聴いた。けれど、…

(後略)

2023年12月10日発売 ザ・フルート(vol.197)

日本全国オーケストラの旅 第二弾 あなたの街のオーケストラを楽しもう

日本には北海道から九州まで多数のプロのオーケストラが存在しており、それぞれが定期公演のほか、地域の子どもたちに提供する音教や指導、イベントなどに出演し、地域との密着した活動を続けている。また、TV番組、CM、携帯電話の着信音、レストランやカフェのBGMなど、ありとあらゆる場面でオーケストラの音色を耳にしている。そこで196号から数回にわたり、日本全国のオーケストラを紹介したい。

 

◆仙台フィルハーモニー管弦楽団|NHK交響楽団|名古屋フィルハーモニー交響楽団

※「首席フルート奏者アンケート」として、大久保成美と富久田治彦が様々な質問に答えています。

2023年12月6日(水) 中日新聞(夕刊)

教えてマエストロ!/(7)/「打楽器のティンパニって?」

あっという間に寒くなりましたね! 皆さん風邪などひいていないでしょうか?? 僕は毎年12月になると風邪をひくことが多く、12月の誕生日をベッドでうなされながら迎えることが多いです。ホテル暮らしが長いと湯船につかれなかったり、部屋が乾燥していたり…と風邪をひく環境が整いすぎているくらい! 今年は元気に誕生日を迎えたいものです。

(後略)

2023年12月発行 こども新聞(ふゆ号/毎日新聞中部本社)

2023冬の映画・エンタメ情報

第5回こども名曲コンサート

開催日:2024年2月4日 Niterra日本特殊陶業市民会館

 

毎回テーマを設け指揮者のお話付きでオーケストラによる本格的なコンサートをお届けしている〈こども名曲コンサート〉。第5回のテーマは「ふるさと」です。誰にもあるふるさとですが、偉大な作曲家たちはそれをどのように描いたのでしょうか。青森県出身の松井慶太さんの指揮とお話でお楽しみください。詳しくは公式ホームページまで。

 

▼全文はリンク先からご覧いただけます。

2023年12月発行 日本オーケストラ連盟ニュース 40 ORCHESTRAS(vol.112)

[新聞記者の目]オーケストラを誰に聴いてもらうか~外山雄三さんが名古屋で問うたこと~ 南 拡大朗(中日新聞文化芸能部記者)

「あんた、名フィルの指揮者でしょう。大変な赤字経営だそうで…」。今年7月に亡くなった指揮者、作曲家の外山雄三さんは1981年に名古屋フィルハーモニー交響楽団の音楽総監督兼常任指揮者に就任してすぐの頃、乗ったタクシーで運転手からそう言われたのだそうだ。さらに「これでお茶でも飲んで、たまには休みを」と100円玉3枚をもらい、感激した外山さんはこの経験を忘れずに6年の任期を務めたと、中日新聞社が発行する『中日スポーツ』のインタビューに答えている。

(中略)

名フィルも近年、依頼を受けて名古屋城や名古屋港といった屋外で演奏したことがある が、楽器の制約が大きかったこともあってか定着しなかった。日本の気候では難しい面もあるのかもしれない。とはいっても、扉が重い(物理的にも心理的にも)コンサートホール か、デジタル配信か、という二択では、大人の聴衆との新たな出会いは限られるだろう。オーケストラを誰に聴いてもらうのか―。「市民のためのオーケストラ」を目指して外山さんが80年代に奮闘した記憶を継承し、当地でさらに発展することを願っている。

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