メディア掲載情報

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2023 年のメディア掲載情報

2023年10月発売・発行・公開の雑誌等メディア掲載情報です。
ぜひご覧ください。

2023年10月19日発売 モーストリー・クラシック(12月号)

特別記事 「子ども扱いしない」こども名曲コンサート 名古屋フィルが《シェエラザード》親子連れ熱く

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連載 マルチに活動する指揮者たち vol.3 川瀬賢太郎/特別記事 名古屋フィル 来季ラインナップ

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公演レビュー 名古屋フィル第515回定期演奏会〈ロシア・ロマンティシズムの継承〉 9月8日愛知県芸術劇場コンサートホール

名古屋フィルハーモニー交響楽団第515回定期演奏会は、名誉音楽監督小泉和裕の指揮で、ロシア的抒情を存分に味わわせてくれた。ロシアのウクライナ侵攻後の長引く戦いのせいで、「ロシア」という言葉そのものに過敏に反応してしまうが、今回のコンサートでは、20世紀に起こった幾多の紛争や戦争を潜り抜けた豊かな音楽が、ヴィヴィッドに今を表現する優れた演奏によって私たちに届けられ次世代へと受け継がれていく、その承継現場に立ち会っていることを強く実感した。(後略)

(水野みか子◎名古屋市立大教授(作曲・音楽学))

2023年10月18日発売 音楽の友(11月号)

●[Interview]Starring Artist 川瀬賢太郎(指揮)

川瀬賢太郎 名古屋フィルハーモニー交響楽団 第6代音楽監督として邁進中!

近年、川瀬賢太郎の評判はうなぎ登りである。筆者も最近聴いた、東京シティ・フィルとのベルリオーズ《幻想交響曲》や日本フィルとのストラヴィンスキー《春の祭典》に鮮烈な衝撃を受けた。そんな川瀬は2023年4月に名古屋フィルハーモニー交響楽団の音楽監督に就任した。彼と名古屋フィルとの関係は長く、着実に実績を積んできているが、今後の抱負と展望について聞いた。(齋藤弘美)

 

表紙の人  ●川瀬賢太郎(指揮)(c)ヒダキトモコ

1984年生まれ、東京都出身。東京音楽大学を卒業。2006年東京国際音楽コンクール「指揮」で第2位(最高位)に入賞。名古屋フィル指揮者および正指揮者、神奈川フィル常任指揮者を務めた。海外ではイル・ド・フランス国立オーケストラ等と共演。細川俊夫《班女》、モーツァルト《フィガロの結婚》、ヴェルディ《アイーダ》などオペラも指揮。2015年渡邉暁雄音楽基金音楽賞、2016年第14回齋藤秀雄メモリアル基金賞、第26回出光音楽賞などを受賞。現在、オーケストラ・アンサンブル金沢パーマネント・コンダクター、札響正指揮者を務め、2023年4月に名古屋フィル第6代音楽監督に就任。

 

Concert Reviews(7月7,8日開催<第514回定期演奏会>)

イギリスの新鋭ジェフリー・パターソンが新型コロナウイルスの影響による2度の来日中止を経てようやく名フィル初登場。これが日本デビューでもあるパターソンはまだ広く知られてはいないが、細やかな音響設計と流麗な筆致で楽曲を輝かせ、巧みな腕の持ち主であることを印象づけた。(中略)《地中海協奏曲》は親しみやすく聴きやすい曲だが、オーケストラと調和したカニサレスのギターが温かな情趣を深くにじませ、味わいに富む協奏曲となった。アンコールの自作の2曲では、瞬発力あるフラメンコも、心に響く弱音もすばらしかった。(小沢優子)

2023年10月6日(金) 中日新聞(夕刊)

年間テーマ「喜怒哀楽」 名フィル 来季の演目発表

名古屋フィルハーモニー交響楽団が2024年度の主催公演の演目を発表した。毎月の定期演奏会の年間テーマは「喜怒哀楽」。名古屋市内で会見した川瀬賢太郎音楽監督は「誰しもが持っている感情と、作曲家の喜怒哀楽は全然ベクトルが違う。互いの接点を感じ、考える機会になればいい」と構想を語った。
桂冠指揮者の小林研一郎がスメタナの連作交響詩「わが祖国」全曲を指揮して4月に開幕する。川瀬監督の指揮は25年2月にマーラーの交響曲第6番など。全5回の市民会館名曲シリーズは「和欧混交」をテーマに、クラシックの有名曲と20世紀後半以降の日本人作曲家による作品を取り上げる。今年7月に死去した元名フィル音楽総監督の外山雄三さんの交響曲「名古屋」も再演する。
全2回のこども名曲コンサートは、作曲家の小出稚子の新作を今年に続いて世界初演する。
(後略)

2023年10月4日(水) 中日新聞(夕刊)

教えてマエストロ!/(5)/「トライアングルが出てきて不思議」

皆さんこんにちは! いつもコラムを読んでくださってありがとうございます。少しずつ秋の気配が出てきましたね。僕はキンモクセイの香りが大好きなので今から楽しみです。

さて、今回もご質問を頂きましたのでお答えしたいと思います。「オーケストラの演奏で本当に小さい音のトライアングルが出てきます。音楽としては必要だと思いますが、何か不思議です」。長い曲の中に一瞬しか出てこない楽器を、なぜわざわざ作曲家はつかうのでしょうか?

僕は作曲家ではないので分かりません…と言ってしまうとそれまでですが、作曲家が書いた音符に何一つとして不必要な音はありません。例えば音数が多い弦楽器から、たった1音しかしかないトライアングルまで全て必要だから楽譜に書いてあるのです。

(後略)

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