メディア掲載情報
2021 年のメディア掲載情報
2021年1月発売・発行・公開の雑誌等メディア掲載情報です。
ぜひご覧ください。
2021年1月19日(火) 毎日新聞(夕刊)
新型コロナ 要請外、自粛の波 愛知の文化・娯楽施設
愛知県で18日、政府の新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく「緊急事態宣言」下での飲食店の営業時間短縮の要請期間が始まったが、飲食店以外の文化・娯楽施設でも自主的な時短・人数制限の動きが広がっている。昨年の緊急事態宣言下に比べて感染者が大幅に増えた同県春日井市では、この日から公共施設の利用を原則休止した。
名古屋市を拠点にするプロオーケストラ「名古屋フィルハーモニー交響楽団」は昨年12月の公演分から会場ホールの収容定員の100%でチケット販売を再開したばかりだったが、再度の緊急事態宣言で50%以内での運営に戻す。22、23両日に愛知県芸術劇場コンサートホールで定期演奏会が予定されており、担当者は「気を引き締めて開催するしかない」と話す。
2021年1月19日(火) 中日新聞(夕刊)
「自分と名フィルの味出す」 小泉和裕監督、新年度の演目発表
2021年1月18日発売 音楽の友(2月号)
特集★コンサート・ベストテン2020~北海道・東北・東海・関西・広島・九州の2020年
(前略)名古屋フィルハーモニー交響楽団は7月に入って活動を再開。〈ベートーヴェン・トリビュート〉をテーマにした今年度の定期は3回が中止となったが、その後は曲目や出演者の変更を余儀なくされながらも充実した演奏を聴かせ、音楽監督・小泉和裕が振るドイツ音楽で表現の密度を高めている。(後略)
(小沢優子=音楽学・音楽評論)
Concert Reviews(12月11,12日開催<第485回定期演奏会>)
(前略)パスカルのタクトから紡がれる音楽は繊細で自由。シャブリエの《田園組曲》ではそれぞれの楽器の響きが明晰に立ちのぼり、きめ濃やかに空間を彩った。同じフランスものでも、ラヴェルの《クープランの墓》になると俄然雰囲気は変わり、音色は輝き、リズムは躍動。弾力のある鮮やかな筆致によってラヴェルの個性を際立たせた。(後略)
(小沢優子=音楽学・音楽評論)
別冊<コンサート・ガイド&チケット・インフォメーション> 「川瀬賢太郎(指揮)&名古屋フィルハーモニー交響楽団」(2月19,20日開催<第487回定期>)
坂田直樹の新作世界初演に注目だ。名古屋フィルハーモニー交響楽団のコンポーザー・イン・レジデンスの任にある坂田。筆者が坂田作品について印象に残っているのは、2017年にハインツ・ホリガーが審査員のときの武満徹作曲賞。作品の技巧面や作曲家の語法面のオリジナリティでも、他の候補者に比べると頭一つ完成度が高かったことを思い出す。あれから数年。坂田が書き上げる「ベートーヴェンと《対話》するような新作」の披露を楽しみにしたい。(後略)
(戸部亮)
2021年1月15日発売 音楽現代(2月号)
演奏会評(12月11,12日開催<第485回定期演奏会>)
本公演は、コロナ禍以来初の海外招聘音楽家として名フィル初登場のフランス人若手指揮者、マキシム・パスカルを迎えシャブリエ《田園組曲》、ラヴェル《クープランの墓》のフランス作品を含んだプログラム。2曲共に原曲はピアノ・ソロであるが、オーケストラの多彩な音色と軽妙でウィットの利いたエスプリを楽しめた。(後略)
(伊藤美由紀=作曲家)
2021年1月15日(金) 中部経済新聞
ひと言 街にとってのオーケストラとは
〇…コロナ禍により、音楽家は演奏の機会を奪われてきた。日本を代表する指揮者で名古屋フィルハーモニー交響楽団の音楽監督、小泉和裕さんも昨年は半年間、コンサートができなかった。昨年7月、名フィルの指揮台に久しぶりに立ち、ベートーベンの田園交響…