メディア掲載情報

メディア掲載情報

2009 年のメディア掲載情報

2009年1月発売・発行・公開の雑誌等メディア掲載情報です。
ぜひご覧ください。

1月20日(水)発売[『モーストリー・クラシック』3月号]

特集 2010年来日アーティスト内「日本のオーケストラと外国人指揮者」

(前略)そうした事象は近年、東京交響楽団の音楽監督に就任してノン・ヴィブラート奏法を含む古典奏法を植え付けているユベール・スダーン、プロコフィエフの交響曲シリーズを通じて日本フィルに質実剛健とも言えるサウンドをもたらそうとしているアレクサンドル・ラザレフ、名古屋フィルの常任指揮者に就任してまたたく間に新時代を呼び起こしてしまったティエリー・フィッシャー、仙台フィルにフランスの香りを植え付けている常任指揮者のパスカル・ヴェロといった指揮者たちが受け継いでいる。(後略)
(山尾敦史=音楽ライター)

オーケストラ新聞「パユの妙技、ドビュッシーの秘曲」

(前略)まず、ボルン「カルメン幻想曲」ではなじみの旋律に乗ってパユの目くるめくような妙技で華やかに幕開け。興奮さめきらぬままに次はドビュッシーの小品2つ。特に2001年に発見され話題となった晩年の小品「燃える炭火に照らされた夕べ」をハインツ・ホリガーがオーケストレーションした「アルドゥル・ノワール(黒い熱)」(日本初演)は、静謐さの中にも官能的な息遣いが柔らかな音の襞にメラメラと炙りだされた好演奏。(後略)
(上田智美=音楽評論家)

PAGE TOP