航空自衛隊航空中央音楽隊
吹奏楽
航空中央音楽隊は、1961年発足以来、東京オリンピック、札幌オリンピック、今上天皇即位の礼、皇太子殿下御成婚パレード等、数多くの国家行事及び国際イベントに参加し、1992年に世界の優秀な軍楽隊に贈られる「ジョージ・ハワード大佐顕彰優秀軍楽隊賞」(J.P.スーザ財団基金による)を日本で初めて受賞している。
1999年自衛隊音楽隊として初めて、カナダ・ハリファックス市で催された世界の軍楽隊の祭典「第20回ノヴァスコシア国際タットゥー」への参加とアメリカ合衆国ワシントンD.C.におけるアメリカ空軍軍楽隊との共演を果たし、2006年には大韓民国江原道原州市で催された「2006ウォンジュ・国際タットゥー」に参加し好評を博した。国内においては、定期演奏会、ファミリー・コンサートをはじめ、各地での演奏会など年間約100回の演奏活動を行なうほか、数多くの吹奏楽作品をCD録音している。
東京都の立川市の航空自衛隊立川分屯基地に所在する航空中央音楽隊は、航空自衛隊が持つ5つの音楽隊の中心的役割を持つ音楽隊である。隊員約70名で編成され、航空自衛隊ならではの機動力を生かし、全国を活動範囲として飛び回っている。