川久保 賜紀

川久保 賜紀

ヴァイオリン

川久保 賜紀

2002年チャイコフスキー国際コンクール最高位入賞(1位なしの2位)。2001年サラサーテ国際ヴァイオリン・コンクールで優勝を果たしている。2004年には出光音楽賞を受賞。
5歳の時にロスアンジェルスでヴァイオリンを始め、ロバート・リプセット、ドロシー・ディレイ、川崎雅夫、ザハール・ブロンの各氏に師事。これまでにロス アンジェルス・フィル、シンシナティ響、サンフランシスコ響、クリーヴランド管など主要な北米オーケストラと共演し、若い時より豊富なステージ経験を積 む。
リサイタルも活発に行なっており、ラヴィニア音楽祭ではクリストフ・エッシェンバッハと共演し高い評価を得た。テレビ出演の機会も多く、1994年には ジョン・ウイリアムズ指揮/ボストン・ポップス・オーケストラとの共演の模様が全米に放映され注目を集めた。近年ではヨーロッパへも活躍の場を広げてい る。
日本へは1997年、チョン・ミョンフン指揮/アジア・フィルのソリストとして初来日。その年の演奏活動に対して、リンカーン・センターよりエイヴリー・ フィッシャー賞が贈られている。以後、日本の主要オーケストラと共演を重ねるほか、海外オーケストラのソリストとして迎えられ日本各地で演奏旅行を行な い、深い音楽性が高い評価を得ている。

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