馬原 裕子
ソプラノ
鹿児島県出身。東京芸術大学声楽科卒業。同大学大学院修了。第12回奏楽堂日本歌曲コンクール奨励賞。第70回日本音楽コンクール入選。第13回日本声楽コンクール第2位。第14回奏楽堂日本歌曲コンクール第1位。第3回長久手オペラ声楽コンクール第1位。
2002年より小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトにて、『こうもり』ではイーダ役を、また演奏会形式公演にてアデーレ、『ドン・ジョヴァンニ』ツェルリーナ、『ラ・ボエーム』ではムゼッタで出演。2005年には小澤征爾指揮/東京のオペラの森『エレクトラ』に裾持ちの女で出演。同年秋より小澤征爾氏の推薦によりドイツで研鑽を積む。
第13回日本声楽コンクール第2位。第14回奏楽堂日本歌曲コンクール第1位ならびに中田喜直賞受賞。第3回長久手オペラ声楽コンクール第1位。第77回日本音楽コンクール第3位。
またソリストとしても、ヘンデル「メサイア」、ハイドン「四季」、ベートーヴェン「第九」など、数多くの演奏会に出演。2009年合唱団「アニモ」第10回記念演奏会・メンデルスゾーン「エリア」ではみずみずしい歌唱で息の合ったアンサンブルを聴かせた。2009年10月にも同合唱団第11回演奏会にて、メンデルスゾーン「真夏の夜の夢」「交響曲第2番《讃歌》」でソプラノ・ソロを務めるなど、今後の活躍に期待と注目が集まっている。二期会会員。