ドミトリー・フェイギン
チェロ
1968年モスクワ生まれ。父は有名なチェリスト、ヴァレンティン・フェイギン。母は有名なチェロ教師、ガリーナ・ズーヴァレヴァ。1975年モスクワ音楽院付属中央音楽学校で英才教育を受け、1986年モスクワ音楽院へ入学、同大学院を卒業。その間父にチェロを、室内楽をショスタコーヴィチ四重奏団のチェロ奏者、アレクサンドル・コルチャギンなどに師事。
1991年モスクワ音楽院大ホールにて、アレクサンドル・ヴェデルニコフの指揮によるチャイコフスキー「ロココ風の主題による変奏曲」でデビュー。同年サンクトペテルブルクで開催された第1回ショスタコーヴィチ国際室内楽コンクールで優勝、加えてシュニトケ賞と、ショスタコーヴィチ夫人からソナタ賞を授与される。1996年、第2回全日本ビバホールチェロコンクールで第2位に入賞。
これまでに、ロシア国内をはじめウクライナ、ハンガリー、イタリア、フランス、ベルギーで演奏活動を行なう。主な共演者には、ナタリア・グットマン、ユーリ・バシュメット、ウラディーミル・スピヴァコフがいる。 日本とロシアを中心にソロ、室内楽で活動する。現在、東京音楽大学教授。