大友 直人
指揮
1958年東京生まれ。桐朋学園大学卒業。指揮を小澤征爾、秋山和慶、尾高忠明、岡部守弘の各氏に師事。タングルウッド音楽祭において、アンドレ・プレヴィン、レナード・バーンスタイン、イーゴリ・マルケヴィチからも指導を受ける。桐朋学園大学在学中からN響の指揮研究員となり、22歳で同楽団推薦によりN響を指揮してデビュー。ほぼ同時期に東響、日本フィル、新日本フィル、都響、読売日響等に次々に客演。以来今日まで在京オーケストラをはじめ各地のオーケストラの定期演奏会に出演している。
日本フィル正指揮者、大阪フィル指揮者、東響正指揮者、京響首席指揮者を経て、現在、東響常任指揮者、京響桂冠指揮者、東京文化会館音楽監督を兼任している。
これまでにコロラド響、インディアナポリス響、ロイヤル・ストックホルム・フィルなどへの客演も行ない、欧米での活躍にも大きな期待が寄せられている。また、2001年7月には、フィルハーモニア管の日本ツアーでも同オーケストラを指揮し、絶賛を博した。
レパートリーは幅広く古典から現代音楽に及ぶが、20歳の時の初レコーディング以来数多くのCDがリリースされている。