ダグラス・ボイド
指揮
マンチェスター・カメラータの音楽監督、ヴィンタートゥール・ムジークコレギウムの首席指揮者、コロラド交響楽団とシティ・オブ・ロンドン・シンフォニアの首席客演指揮者を務める。
英国・グラスゴー出身、ジャネット・クラクストンのもと英国王立音楽院で学んだ。パリではモーリス・ブルグに師事している。ヨーロッパ室内管弦楽団の創立メンバーとして、2002年まで首席オーボエ奏者を務めた。現在では指揮者として同楽団と定期的に共演している。
英国を中心にヨーロッパの主要オーケストラの多くと共演を重ねている。ここ数年の共演オーケストラとしては、BBC交響楽団、BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団、BBCフィルハーモニック、バーミンガム市交響楽団、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団やリヨン国立管弦楽団、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団、ブダペスト祝祭管弦楽団、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団など多くの名が挙げられる。北米では2002年にセントポール室内管弦楽団とのデビューを果たし、2004年から最近まで同楽団の芸術パートナーのポストにあった。
日本では2010年、名フィルでチャイコフスキー『冬の日の幻想』などを振り、指揮者としてのデビューを果たしている。