小菅 優
ピアノ
高度なテクニックと美しい音色、若々しい感性と深い楽曲理解で最も注目を浴びている若手ピアニストの一人。9歳より演奏活動を開始し、05年ニューヨークのカーネギー・ホールで、翌06年には、ザルツブルク音楽祭でそれぞれリサイタル・デビューを行ない、大成功を収めた。
これまでにドミトリエフ、デュトワ、小澤、大植、ノリントン、オラモ等の指揮でベルリン響、フランクフルト放送響、シュトゥットガルト放送響、ハノーファー北ドイツ放送フィル、サンクトペテルブルク響、フィンランド放送響等と共演。ザルツブルク音楽祭やシュレスヴィヒ=ホルシュタイン、サイトウ・キネン・フェスティバル等の国際音楽祭にも多数出演。2010年ザルツブルク音楽祭で、イーヴォ・ポゴレリッチの代役としてフィリップ・ヘレヴェッヘ指揮/カメラータ・ザルツブルクと共演し、絶賛を博した。また、東京、大阪でベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会(全8回)をスタート。
録音は、最新盤の〈ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集第1巻「出発」〉を含む10枚のCDをソニーより、他レーベルからも多数リリースしている。
第13回新日鉄音楽賞、04年アメリカ・ワシントン賞、第8回ホテルオークラ音楽賞、第17回出光音楽賞を受賞。