川本 嘉子
ヴィオラ
1992年ジュネーヴ国際コンクール・ヴィオラ部門最高位(1位なしの2位)。1996年村松賞、1997年第7回新日鉄音楽賞・フレッシュアーティスト賞受賞。ソリスト・室内楽奏者として最も活躍しているヴィオラ奏者の1人。京都アルティ弦楽四重奏団、AOIレジデンス・クヮルテットのメンバー。
桐朋学園でヴァイオリンを江藤俊哉、鈴木愛子、室内楽を末吉保雄、原田幸一郎の各氏に師事。在学中より演奏活動を開始。1991年東京都交響楽団に入団をきっかけにヴィオラに転向。1999年より2002年退団まで首席奏者を務める。
タングルウッド、マールボロ、ダボス、東京の夏、霧島国際、サイトウ・キネン、別府アルゲリッチ等のフェスティヴァル、小澤征爾音楽塾、水戸室内管弦楽団等に参加。マルタ・アルゲリッチやユーリ・バシュメットなどと共演し絶賛を博している。チョン・ミョンフンとも室内楽で日本・韓国公演を行なった。 ソリストとして、これまでにガリー・ベルティーニ、ジャン・フルネ、ペーター・マークなどの著名な指揮者と共演。