ペトル・ノウゾフスキー
チェロ
ペトル・ノウゾフスキーは、ヨーロッパにおけるその世代のベスト・チェリストのひとりであり、世界中のステージで活躍している。その深く表情豊かな音楽的才能と超絶技巧、そして愛器ゲオルク・ラウアー(1912年)の見事な響きで、国際的な称賛を受けている。
数多くのオーケストラへソリストとしての出演のほか、リサイタル・ツアーをヨーロッパや米国、アジアで行なっており、最近ではスロヴァキア・フィル、プラハ放送交響楽団などへ客演し、ヤクブ・フルシャ、チャールズ・オリヴィエリ=モンロー、ペトル・アルトリヒテルといった指揮者と共演している。
プラハ音楽院を卒業後、プラハ芸術アカデミーで修士号を取得。その後もカール・マリア・フォン・ウェーバー音楽大学と、マドリード王立音楽院で研鑽を積んだ。グレゴール・ピアティゴルスキー、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、ボリス・ペルガメンシコフ、フランス・ヘルメルソン、ダーヴィド・ゲリンガスといった、世界中のレジェンドたちによるマスタークラスを受講している。また2014-16シーズンは、ピルゼン・フィルの「ソリスト・イン・レジデンス」を務めている。