出演

• ティエリー・フィッシャー

プログラム

＜ベートーヴェン・ツィクルス＃４＞
ベートーヴェン：交響曲第4番変ロ長調 作品60
ベートーヴェン：交響曲第5番ハ短調 作品67『運命』

聴きどころ

シューマンによって「2人の北欧の巨人（第3番＆第5番）に挟まれたギリシャの乙女」と評された第4番は、ベートーヴェンの交響曲の中で最小の編成となります。1807年に完成し、「傑作の森」と呼ばれるベートーヴェンの最も充実した時期に作られた1曲です。
昨シーズンにもフィッシャーの指揮で演奏された、あまりにも有名な第5交響曲『運命』は、第4番と同時期の1807-08年に作曲されました。第4楽章では交響曲史上初めてピッコロ、コントラファゴット、トロンボーンが編成に加わり、非常に華やかな響きが得られています。編成面での第4番との対比も楽しめるでしょう。

特別協賛

＜助成＞

平成21年度文化芸術振興費補助金（芸術創造活動重点支援事業）