出演

• マーティン・ブラビンズ （指揮）
• 田野倉雅秋 （ヴァイオリン）

プログラム

バックス： 交響詩『ティンタジエル』
ウォルトン： ヴァイオリン協奏曲
ラフマニノフ： 交響曲第3番イ短調 作品44

聴きどころ

1917年夏、バックスは愛人ハリエット・コーエンと、英国コーンウォール地方の村ティンタジェルを訪ねます。全欧州の王となるアーサー・ペンドラゴンが住んだ城の伝説が残るこの地に6週間滞在し、自然に囲まれたこの地を交響詩『ティンタジェル』としました。同じくコーンウォールを舞台としたワーグナー『トリスタンとイゾルデ』からの引用は、道ならぬ恋をするバックスとコーエンの関係を、主役の2人と重ね合わせたのでしょう。ヤッシャ・ハイフェッツの委嘱であるウォルトンの協奏曲と、ラフマニノフ米国時代の傑作「交響曲第3番」とともにどうぞ。

『ティンタジェル城跡』
（2005年11月撮影）

特別協賛

＜後援＞

愛知県、愛知県教育委員会、名古屋市、名古屋市教育委員会、
公益財団法人名古屋市文化振興事業団、中日新聞社、東海テレビ放送

＜助成＞