第353回定期演奏会

第353回定期演奏会

定期演奏会

2008.12.19 (金) 6:45pm / 20 (土) 4:00pm

愛知県芸術劇場コンサートホール

出演

  • 下野竜也 (指揮)
  • フィニーン・コリンズ* (ピアノ)
  • 星川美保子** (ソプラノ)
  • 松本宰二** (語り)

プログラム

<ツァラトゥストラ8-夜のさすらい人の歌>
1. アダムズ: ショート・ライド・イン・ア・ファスト・マシーン
2. フォーレ: ピアノと管弦楽のためのバラード嬰ヘ長調 作品19*
3. シューベルト[リスト編 S.366]: 幻想曲ハ長調 D.760, 作品15
『さすらい人』*
4. ベートーヴェン: 劇音楽『エグモント』 作品84(全曲)**

 

<ティエリー・フィッシャーからのメッセージ>

「高性能なスポーツカーに乗らないかと誘われて乗ったけど、スピードが出過ぎてやっぱりやめておけばよかったと思う気持ち、わかるだろ?」(ジョン・アダムズ) 驚きに満ちた「ショート・ライド・イン・ア・ファスト・マシーン(高速機械で早乗り)」は、大オーケストラのために華麗に作られた楽しく活き活きとした作品です。独特な魅力を放つフォーレの「バラード」はぐっと落ち着いた作品。即興のように、フォーレは森とその神秘の力からインスピレーションを受けました。シューベルトの幻想曲『さすらい人』は、勇敢な主人公の長い旅路の描写の中に、シューベルトらしい苦悩が見え隠れしています。最後はもう一人の主人公、ベートーヴェンが描くゲーテの『エグモント』で締めくくります。

料金

S席¥6,000 A席¥5,000 B席¥4,000 C席¥3,000
D席¥2,000 Y席¥1,000(24歳以下対象・当日窓口販売のみ)

聴きどころ

名フィルが語る プログラム、指揮者&ソリストの「ここがスゴイ!」

まだアダムズを一度も聴いたことがない方は、ショート・ライド・イン・ア・ファスト・マシーン(高速機械で早乗り)から入るのがベスト。“現代音楽”はこんなに面白くてカッコいいのです。フォーレのバラードはシンプルで泣ける美しさ。シューベルトの『さすらい人』をリストがオーケストレーションしていたなんてご存知でしたか? 是非原曲と聴き比べを。ベートーヴェンの『エグモント』は、自らを“さすらい人”と呼んだ文豪ゲーテが原作。序曲のみあまりに有名ですが、実は全10曲あります。
指揮は“若き巨匠”下野竜也が3シーズン連続の定期登場。ピアノ独奏は、フィッシャーが「このプログラムなら彼しかいない」と断言するアイルランドの叙情派コリンズが日本デビュー!定期初登場の新進ソプラノ星川美保子は、名古屋出身です。

<助成>

zyosei_mark平成20年度文化芸術振興費補助金(芸術創造活動重点支援事業)

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