第348回定期演奏会

第348回定期演奏会

定期演奏会

2008.6.6 (金) 6:45pm / 7 (土) 4:00pm

愛知県芸術劇場コンサートホール

出演

  • マイケル・クリスティ (指揮)
  • 堀米ゆず子* (ヴァイオリン)

プログラム

<ツァラトゥストラ3-大いなる憧れ>
1. ワーグナー: 舞台神聖祝典劇『パルジファル』第1幕前奏曲
2. デュティユー: ヴァイオリン協奏曲『夢の木』*
3. ブルックナー: 交響曲第9番ニ短調[コールス校訂版]

 

※ペッカ・クーシスト左肩故障のためソリスト変更

 

<ティエリー・フィッシャーからのメッセージ>

神秘的な憧れと痛みにあふれるワーグナーの『パルジファル』第1幕前奏曲は、まぎれもなくこの作曲家が創作した最も美しい瞬間の一つです。ブルックナーの交響曲第9番は、我々をドラマティックに地獄の深遠へと運び、天国の扉、そして永遠の平和という結末へと導きます。この交響曲はブルックナーが神へ捧げた作品であり、彼の死の時点では未完成だったものです。デュティユーのヴァイオリン協奏曲『夢の木』からは、自然が表れます。この詩的な作品の構造は1本の木を模しており、それぞれのテーマは枝を表します。互いに関連はないけれど、すべて主題、つまり木の幹につながっているのです。

料金

S席¥6,000 A席¥5,000 B席¥4,000 C席¥3,000
D席¥2,000 Y席¥1,000(24歳以下対象・当日窓口販売のみ)

 

 

聴きどころ

名フィルが語る プログラム、指揮者&ソリストの「ここがスゴイ!」

『パルジファル』前奏曲は、ワーグナー最後の作品の荘厳で神秘的な雰囲気を見事に凝縮。『夢の木』は、90歳を超えてなお新作を発表し続ける現代の最も偉大な作曲家デュティユーの代表作。ブルックナーの第9交響曲は、この曲の演奏を人生の最終目標としている指揮者さえいる記念碑的傑作です。
スペシャルな音楽だけを集めたヘヴィー級プログラムを指揮するのは、アメリカの青年指揮者クリスティ!まだ無名ですが、既にフェニックス響とブルックリン・フィルとコロラド音楽祭の音楽監督を兼任する全米期待の超大型新人です。

<助成>

zyosei_mark平成20年度文化芸術振興費補助金(芸術創造活動重点支援事業)

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