志田 雄啓
テノール
東京少年少女合唱隊卒隊後、東京芸術大学卒業、同大学院オペラ科修士課程、同大学院オペラ科博士課程を修了し、博士号(音楽)を取得。
第74回日本音楽コンクール声楽部門(オペラ)第1位、松下賞受賞。このコンクールは若手音楽家の登竜門として日本で最も古く権威のあるコンクールで、テノールの受賞は大変珍しく26年ぶりの快挙となった。平成20年度五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。ニューヨークにて研鑽を積み、2010年6月に帰国。留学中、アッカディア・オペラコンクール入選。カーネギーホールへのデビューを果たす。
NHK交響楽団、東京フィル、読売日本交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、名フィル、小澤征爾音楽塾オーケストラなどと共演し、井上道義、大野和士、尾高忠明、小林研一郎をはじめとする多くの指揮者と主要オーケストラで共演する。2008年2月には山田耕筰のオペラ『黒船』にて新国立劇場デビューを果たす。数多くのオペラ、コンサートにて活躍を続けている。最近では、『N響アワー』や『名曲リサイタル』など、テレビやラジオにも出演する。二期会会員。日本声楽アカデミー会員。また東京芸術大学、聖徳大学にて講師を務める。