名フィル・ポップスオーケストラ
1995年4月、ボブ佐久間が名古屋フィルハーモニー交響楽団ポップス部門のミュージックディレクター(音楽監督)に就任し、名フィル・ポップスとして活動を始める。就任記念作品である「ガーシュウィンの主題によるシンフォニック・ファンタジア“サマータイム”」からボブ佐久間と名フィル・ポップスは、常に新鮮な作品を発表し続け、数々の名演によりファンを着実に増やしている。
2002年2月にはすみだトリフォニーホールで初の東京公演を開催し、聴衆を圧倒する熱演で好評を博した。恒例の「サマー・ポップスコンサート」は毎年大盛況となっており、2004年12月にはファンの皆様からの熱い要望にお応えして「クリスマス・ポップスコンサート」をスタートさせ、冬のポップスとして定着している。
2003年春に発売したオリジナル作品によるCDは、日本航空(JAL)機内放送プログラムに採用されるなど絶賛されている。また、2005年2月には「サマー・ポップスコンサート」をライヴ収録した2枚組のCDを発売し、こちらも好評を得ている。2007年4月には「煌めきの未来へ」とのカップリングで、交響詩『名古屋城』のCDもリリースされた。
ポップス部門の音楽監督を置いているオーケストラの存在は貴重で、現在、各方面から注目を浴び、更なる今後の活動が期待されている。