谷口 睦美
メゾ・ソプラノ
東京藝術大学卒業。同大学院修了。第47期二期会マスタークラス、プロフェッショナルコース修了。
第19回出光音楽賞受賞。平成22年度よんでん芸術文化奨励賞受賞。
2006年ペーター・コンヴィチュニー演出『皇帝ティトの慈悲』セスト役で二期会デビュー。彗星のごとく現れた逸材に将来、日本を代表するメゾ・ソプラノに成長するべき、久々の大型新人誕生との呼び声も高く、国内外からの期待が集まっている。その後も新国立劇場『カルメン』タイトルロールのほか、08年東京二期会『ナクソス島のアリアドネ』作曲家、09年東京二期会『カプリッチョ』女優クレロン役で好評を博すなど目覚ましい活躍で注目を集めている。コンサートではベートーヴェン「第九」、ヴェルディ「レクイエム」、ヘンデル「メサイア」、モーツァルト「ハ短調ミサ」等で東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団と共演。またテレビ朝日「題名のない音楽会21」にも出演し、艶やかな『サムソンとデリラ』デリラのドラマティックな名唱が視聴者からの反響を呼ぶなど、その華のある舞台姿と存在感で聴衆を魅了し続けている。14年2月東京二期会『ドン・カルロ』エボリで出演予定。二期会会員