滝 千春
ヴァイオリン
1987年生まれ。2001年、ノヴォシビルスク国際ヴァイオリン・コンクール(ジュニア部門)第1位。2002年4月フランスにて開催された「若い音楽家のためのメニューイン国際ヴァイオリン・コンクール」(ジュニア部門)で第1位。9月には桐朋学園音楽部門創立50周年記念演奏会にて小澤征爾指揮/桐朋OBオーケストラと共演。2003年9月には、「京都の秋 音楽祭」で大友直人指揮/京都市響と共演およびソロ・リサイタルを行ない好評を博す。
これまでに、ゲルト・アレブレヒト、渡辺一正、大友直人、円光寺雅彦、飯守泰次郎、ユベール・スダーン、飯森範親、小林研一郎、バイロン・フィデチス、シズオ・Z・クワハラら指揮による、読売日響、神奈川フィル、新日本フィル、東京フィル、東京響、大阪フィル、関西フィル、日本フィル、山形響、名フィルと共演している。
2008年5月にはギリシャにおいて、レオシュ・スワロフスキー指揮/アテネ国立響との共演。8月には東京の紀尾井ホールで清水和音との共演でデビュー・リサイタルを行ない、高い技術と音楽性で実力を示した。10月にはドイツのパッサウでニーダー・バイエルン・フィルとブラームスで共演し好評を得た。
これまでに上西玲子、辰巳明子の両氏に師事。2005年3月桐朋女子高等学校音楽科卒業。現在はチューリヒ音楽大学でザハール・ブロン氏に師事している。
将来もっとも期待できる新星ヴァイオリニストの一人として注目を集めている。