ボリス・ギルトブルク
ピアノ
1984年モスクワ生まれ。テル・アヴィヴで育ち、アリエ・ヴァルディに師事。2002年サンタンデール国際コンクールで演奏したバルトーク「ピアノ協奏曲第3番」(ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス指揮/ロンドン響)ではその高い音楽性が評価され、第1位とソニー聴衆賞を受賞している。
2007年ミハイル・プレトニョフ指揮/フィルハーモニア管との共演で大ブレイクし、同団のロンドン公演にはすでに常連となっている。またボーンマス響、ロイヤル・リヴァプール・フィル、バーミンガム市響、BBCウェールズ・ナショナル管などに客演。2008-09シーズンにはベルリン・ドイツ響、フランクフルト放送響にデビューを果たしたほか、ドイツ放送響、ロイヤル・フランダース・フィル、プラハ響に客演。特にプラハ響とは関係が深く、2005年の日本ツアー、2007年の中国ツアーにもソリストとして同行している。
2005年2月には、ズービン・メータによるオーディションを経てイスラエル・フィルにデビュー。またフィリップ・アントルモン指揮/イスラエル室内管とは10代でアメリカ・ツアーに帯同している。
2007年にはチェルトナム音楽祭のアーティスト・イン・レジデンスとして活躍している。