藤井 美雪
メゾ・ソプラノ
大阪芸術大学演奏学科声楽科卒業。在学中『修道女アンジェリカ』の公爵夫人役に抜擢されオペラ・デビュー。『蝶々夫人』スズキ役は、日生劇場神戸公演、ソウル・オペラハウス(芸術の殿堂)柿落し公演のほか、広島、韓国テグ市での日韓合同公演にも出演し、演技力とともに高く評価された。
被爆60年には細川俊夫作曲/指揮『ヒロシマ・声なき声』〈日本初演〉で唯一のアルト・ソロを担当。2009年ミラノでの現代音楽祭「ミラノ・ムジカ」において、アンドレア・ペスタロッツァ指揮/イタリア国立放送管の演奏で同曲のソリストを務め好評を博した。