松山 冴花
ヴァイオリン
「非の打ちどころのないテクニックと驚くべき芸術性を持ち、元気溢れる、しかし繊細で爽快な音楽を創り上げている」(ニューヨーク・タイムズ)と評された松山冴花は、ソリストとしてはもちろんのこと、リサイタル、室内楽と多方面で活躍している国際的ヴァイオリニストである。
日本ではこれまでに、名フィルをはじめとする各地のオーケストラから招かれており、2008年には秋山和慶指揮/東京交響楽団とトーマス・アデスのヴァイオリン協奏曲『同心軌道』を日本初演し、好評を博した。レコーディング活動も活発に行なっており、2011年3月には3枚目のCDがリリースされる。
海外では、2007年にニューヨークのアリス・タリー・ホール修復記念ガラ・コンサートに多数の著名アーティストとともに出演、2008年にはキメルセンターでフィラデルフィア・デビューを飾った。
2005年エリーザベト王妃国際音楽コンクール第4位、2004年仙台国際音楽コンクール第1位及び聴衆賞などを受賞。
兵庫県西宮生まれ。9歳でニューヨークへ渡り、ジュリアード音楽院で学ぶ。ドロシー・ディレイ、ロナルド・コープスらに師事。2007年ジュリアード音楽院修士課程修了。ニューヨーク在住。