寺島陽介
オーボエ
相愛大学音楽学部在学中より大阪センチュリー交響楽団(現日本センチュリー交響楽団)契約奏者を務め、プロとしての活動を始める。同大学を首席で卒業後、東京読売新人演奏会など多数に出演し渡欧。国立ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学に入学し、優秀な成績で卒業。在学中からザルツブルガー・カンマーフィルハーモニーのオーボエ奏者を務め、ヨーロッパ各地で活動。その後名フィルに入団、現在は首席奏者を務める。
ソリストとしては大阪センチュリー交響楽団、ザルツブルガー・カンマーフィルハーモニーなど、多数のオーケストラとR.シュトラウス、モーツァルトの協奏曲で共演。これまでにオーボエをローター・コッホ(元ベルリン・フィル首席)、ギュンター・パッシン(元ベルリン放送交響楽団首席)、岩崎勇の各氏に師事。またインゴ・ゴリツキ(シュトゥットガルト音大教授)氏のマスタークラスにもたびたび参加。最近は特に吹奏楽指導・指揮に力を入れており、ヨーロッパで培ったリズム感と表現法で有名実力バンドの合奏指導を行ない、多くの結果を残している。津山国際音楽祭ダブルリード・コンクール第1位(優勝)受賞、ザルツブルク・ユーディ・メニューイン室内楽コンクール特別賞受賞。