ヨハネス・モーザー

ヨハネス・モーザー

チェロ

ヨハネス・モーザー
Photo: Uwe Arnes

ドイツ系カナダ人のチェリスト、ヨハネス・モーザーについてグラモフォンは、「驚くほど数多くいる若きヴィルトゥオーゾ・チェリストの中でもっとも素晴らしい才能を持つアーティストのひとり」と絶賛している。これまでにシカゴ響、クリーヴランド管、ベルリン・フィル、ロンドン響、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、バイエルン放送響など、世界中の一流オーケストラと共演。またムーティ、マゼール、ヤンソンス、ゲルギエフ、メータ、ティーレマンなど、高名な指揮者たちと共演を重ねている。

 

現代音楽への情熱はブーレーズなど一流指揮者からも一目置かれ、ブーレーズ/シカゴ交響楽団と演奏したランズの協奏曲は、彼のアメリカ・デビューとなった。室内楽奏者としても熱心に活動しており、五嶋みどりとジョナサン・ビスとのトリオでヨーロッパ・ツアーも行なった。CDではハンスラー・クラシックに録音した2枚がエコー・クラシック賞を受賞している。ニューヨーク・フィルのソリストとして来日しているほか、2008,10年に日本ツアーを行なう。 1979年ミュンヘン生まれ。8歳からチェロを学び、1997年からダーヴィド・ゲリンガスに師事。2002年チャイコフスキー・コンクールで最高位を受賞、また《ロココ風の主題による変奏曲》の演奏に対して、その解釈が評価され特別賞が与えられた。

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