ミハウ・ドヴォジンスキ
指揮
ポーランドの新星として注目を集める若手指揮者。2003年マタチッチ国際指揮者コンクール優勝、2005年スウォ ン国際指揮者コンクール第2位。2006年ドナテラ・フリック指揮コンクールに優勝したことで、2006-08年のロンドン交響楽団の副指揮者に任命され、コリ ン・デイヴィスやゲルギエフのアシスタントとして研鑽を積んだ。
2007年秋にハーディングの代役としてロンドン交響楽団でドヴォルザーク・プロを振って一躍話題を集めて以来、その活動は欧州全域に広がり、ロンドンフィル、BBC交響楽団、BBCフィル、ノーザン・シンフォニア、アイルランド国立交響楽団、アイスランド交響楽団、スウェーデン放送交響楽団、バーミンガム 市交響楽団、イスラエルフィル、オランダ放送フィル、ベルギー国立管弦楽団などに続々とデビュー。BBCスコティッシュ交響楽団とはラフマニノフの《交響曲第 2番》が新聞紙上で絶賛されたほか、ハイペリオン・レーベルでレコーディングが進むなど密接な関係を続けている。最近ではロンドンフィルで『新世界より』、BBC交響楽団でストラヴィンスキー「詩篇交響曲」を指揮。日本では2010年3月以来山形交響楽団に客演し、2013年シーズンより首席客演指揮者に就任。
母国ポーランドではワルシャワ・フィル、ポーランド国立放送管弦楽団やシンフォニア・ヴァルソヴィアに定期的に客演。2013年シーズンよりシチェチン・フィルハーモニー管弦楽団及びクラコフ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任。