ユッカ・イーサッキラ
指揮
フィンランドの指揮者ユッカ・イーサッキラは、多彩で幅広いレパートリーによって、ヨーロッパ中のオーケストラ、室内オーケストラ、現代アンサンブル、歌劇場に招かれている。スカンディナヴィア諸国を代表する多くのオーケストラに定期的な客演を行なっており、革新的なプログラミングで知名度が上がっている。2004年から2012年まで、ポリ・シンフォニエッタの首席指揮者と音楽監督を務めた。また2003年からは、画期的な内容で芸術的評価も高いスカンディナヴィアの音楽祭“サークスマキ・サウンズ!”の音楽監督を務めており、音楽祭とレジデント・オーケストラ両方の創設者でもある。
受賞歴も多く、2006年に王立スウェーデン音楽アカデミー賞を、2008年には指揮分野での功績が認められてフィンランド文化財団賞を受賞している。またヘルシンボリ・ノルディック指揮者コンクールで第1位、ヨルマ・パヌラ指揮者コンクールで第3位を受賞している。
ストックホルム音楽大学で世界的教授であるヨルマ・パヌラ氏に師事し、オーケストラ指揮のディプロマを取得。パヌラ教授以外には、マーティン・ブラビンズ(名フィル常任指揮者)、エサ=ペッカ・サロネン、アラン・ギルバートに、大きな影響を受けている。