東京交響楽団ヴァイオリン奏者を経て、21歳でジャズ・ピアニストに、23歳で作曲家としてデビュー。その後、数多くのTVドラマ、アニメ、音楽番組などの音楽をを手掛け、多彩な作編曲力と管弦楽法をもって活躍。1977年より1985年までハリウッドに在住。1995年より2012年3月まで名フィル・ポップスオーケストラのミュージックディレクターを務め、各種コンサートやCDで楽団のファン拡大に貢献した。国内主要オーケストラとの共演も多く、2006年にはロンドンでロイヤル・フィルとのコンサートを成功させたほか、韓国ドラマのオーケストラコンサートなど幅広いジャンルで活躍中。2006年作曲の交響詩『名古屋城』は、その第7楽章「賛歌・復活の鼓動」に自ら作詞した「煌めきの未来へ」が名古屋城本丸御殿復元イメージソングとしてCD化され好評を得ている。「より多くの人々にもっと気軽にオーケストラを楽しんでもらうこと」をライフワークに、毎回のコンサートを楽しませてくれる音楽の料理人である。